鳥獣戯画がやってきた!
またしても会期ぎりぎりで駆け込む。
開館記念特別展
鳥獣戯画がやってきた!―国宝『鳥獣人物戯画絵巻』の全貌
@サントリー美術館
高山寺所蔵の「鳥獣戯画」甲巻・乙巻・丙巻・丁巻に初めてお目にかかる。
あの絵は即興なのかな?あまり詳しくはないのだけれど、
さらさらと筆が流れている様が浮かぶ。
アイロニーをこめたような、それでいて純粋に楽しんでいるような動物達。
人間の「放屁合戦絵巻」(おなら大会ってことだね。)なんて、自由すぎるじゃあないか!!
思わずガラスの前でふきだしてしまう。
放屁合戦絵巻だけでも、ある意味必見^^
でも「阿弥陀鉤召図」で立ち止まる。
阿弥陀様が、人間を鉤で召して(召すようにしっかりと)教え導く絵なのだけれど
一瞬、拷問図かと思ってしまった。
阿弥陀様は綱引きのように、思いっきり引いているのだ。
そして、その先には座っている人間の首がかかっている。
まさに力ずく。
それくらい人間の業は深いのだろうか。
ちょっとやそっとじゃ動かない罪。
それでも救おうとしてくれる阿弥陀仏
それでも生きようとしてゆく人間
今も昔も、変わらない。

Comments
はじめまして!
トラバだけして失礼しました。
返し、ありがとう!
「鳥獣戯画」は、当時の風刺画らしいのですが、自由奔放な描写は、そんな風刺など関係なく、見る者を楽しくさせてくれる。
昔は封建的だったとか言ったりするけど、日本人だって自由な精神の表現があったんだと感動します。
「阿弥陀鉤召図」は抱腹絶倒。人間の業の深さ、そして弱さを阿弥陀さんは分かってらっしゃる。
この発想法って凄く危険なんだけど(新興宗教の教祖や信奉者は無理やり信者を募る・カネを巻き上げる)、それでも、ちょっと宗教的考察を誘うようです。
Posted by: やいっち | August 22, 2008 at 07:58 PM
いえいえ、コメントありがとうございます^^
この頃の日本人についての記述
(記憶が曖昧で申し訳ないのだけれど
たしか貿易相手の外国人)
とにかくよく笑う国民だという報告書?が
残っているそうです。
風刺もなにも、
すべてを笑顔に変えていったなんて
先祖ながら天晴れ。
自由の精神はたしかにあったと思っています
Posted by: エコツミ | August 24, 2008 at 11:20 PM